用語集

用語集

MEO・SEOに関する用語を解説しています

MEO対策

Googleマップなどの地図サービスにて、自店のビジネス情報の露出度を高めるための対策の事で「ローカルSEO」ともいいます。主に、Googleビジネスプロフィールの情報拡充、口コミ管理、投稿活用といった内部対策と様々な情報媒体やSNS等からのサイテーション(言及)獲得といった外部対策、そして公式サイトのSEO(自然検索におけるサイトの露出度を高めるための検索対策)などが重要な要素となります。

具体的にMEO対策で抑えるべきポイントとして
関連性:検索キーワードとビジネス情報が合致する度合い
信頼性:ビジネスに寄せられる口コミの量と質(件数と評価)
知名度:どれだけ店舗のことがオンラインで取り上げられているか
距離:検索語句または検索地点からビジネス所在地までの距離

関連性、距離、知名度、信頼性の要素が組み合わさり、ユーザーの検索地点・検索時間などを元に検索結果に表示されます。自然検索の1位のクリック率が約30~35%と言われているため、「ローカルパック3」に入った場合は、それ以上のクリック率が期待できます。

Googleマップ

Googleが提供する地図サービスです。国内の地図・旅行情報アプリで月間利用者数4,000万人以上、99.9%のユーザーが1度は使った事のある地図アプリと回答するなど、圧倒的にNo.1のシェアを誇っています。経路案内などの機能のほか、店舗・施設の情報も充実しており、行きたいお店を探すための便利なツールとして利用されています。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)

Googleビジネスプロフィールは、様々なGoogleサービス(GoogleマップやGoogle検索など)上に、ビジネス情報を表示し管理する事ができる無料ツールです。ビジネスの管理者になる事で、ビジネス名、住所、電話番号、営業時間といった基本情報の他、お知らせや写真の投稿、口コミへの返信、パフォーマンスの確認など、自店のビジネス情報の様々な管理が可能です。

ビジネスオーナー登録

Googleビジネスプロフィールは、ビジネスのオーナーが登録をしなくても、Googleがインターネット上に存在する店舗の情報を集め、Googleマップに自動的に登録しています。自動的に登録されたGoogleビジネスプロフィールは、店舗名と住所程度の最低限の情報しか掲載されておらず、ユーザーからの情報提供により誤った情報が公開されている場合があるので、ビジネスオーナー登録を行い、そのビジネスの管理者として正しい情報を掲載し管理していく事が重要です。

※開業して間もない店舗やインターネット上に情報が少ない店舗は、Googleマップ上にGoogleビジネスプロフィールが存在しない場合がありますので、その場合は新規で登録する必要があり、その際に同時にビジネスオーナー登録も行います。

権限には「オーナー」と「管理者」があります。
「オーナー」:Googleビジネスプロフィールの編集に加え、管理者の追加 (権限付与)やビジネスの削除も可能です。
「管理者」:管理者の追加 (権限付与)やビジネスの削除ができない以外は「オーナー」と同様、 Googleビジネスプロフィールの編集が可能です。

ローカル検索

「新宿 居酒屋」や「近くの〇〇」など、特定の地域や場所に関する検索キーワードに対し、それに適した検索結果が表示される仕組みです。検索したユーザーの位置情報などから、検索した地域・現在地周辺に関する検索結果が表示されます。例えば、東京と福岡で「整骨院」と調べた場合、表示される検索結果は、「東京で検索すれば東京の整骨院」「福岡で検索すれば福岡の整骨院」が表示されるように検索地点により検索結果が異なります。ローカル検索では、今から「〇〇に行きたい」「〇〇したい」といった検索ニーズに対して、ユーザーの検索地点周辺で今、まさに営業している“オススメ”の店舗を表示します。よって検索時間によっても検索結果が異なるため、正しい営業時間を設定する事も非常に重要です。

ローカルパック

Google検索において検索結果ページの上部にGoogleマップと共に表示されるGoogleビジネスプロフィールのリストの事です。現在、キーワードによっては、PCでもスマホでも最上部に「ローカルパック」として最大で上位3店舗のビジネス情報が優先的にリスト表示されるようになってきています。ローカル検索における多くの場合で検索結果ページの最上部上部という最もクリックされやすい位置にローカルパックは表示されるため、ここに表示される事は集客上、非常に重要な要素になります。なお、上位3店舗に入る事をローカルパック3といいます。

ローカルファインダー

Google検索結果ページにて、ローカルパック下部にある「すべてを見る」をクリックしたときに表示されるローカル検索結果の完全なリストの事です。ローカルファインダーは、ローカルパックに表示されるビジネス以外にユーザーがもっと探そうと興味を持った時に利用されますが、ローカルパックと比較すると閲覧確率、クリック率は下がります。

ナレッジパネル

Google検索やGoogleマップにて「店舗名」「企業名」など固有名詞でした場合に、検索結果ページにGoogleビジネスプロフィールに登録されているビジネス情報がダイレクトに表示されるものです。ダイレクトに自店舗の情報を伝えられるため、高い集客効果に期待できます。

Googleで予約

Google検索やGoogleマップから直接予約ができるサービスです。Googleで予約を利用するには、店舗やサービスが『Googleで予約』に対応した予約システム・予約サイトを導入している必要があります。
※現時点で「飲食」「美容」「アクティビティ」「フィットネス」の4業種に対応

Googleストリートビュー

道路だけでなく、店内、施設内といった屋内の360°パノラマ画像を撮影しGoogleマップに公開できます。写真では表現しきれない店内の様子や魅力を発信する事が可能で、まるでその場にいるかのように店内を見渡す事ができます。
Googleビジネスプロフィールにも表示される事から、MEO強化の一環として改めてニーズが高まり、導入が増えております。

インサイト(パフォーマンス)

ビジネス情報が検索ユーザーにどれだけ閲覧され、また、どの程度ユーザーアクション(クリックや通話など)が行われているのかを確認できるGoogleビジネスプロフィールのアクセス解析機能です。2023年2月に「パフォーマンス」に名称が変更となりましたが、ビジネス情報の検索パフォーマンスに関するデータを提供するという役割は変わりません。

インタラクション:
ユーザーがGoogleビジネスプロフィールを経由して、ユーザーが行った電話、メッセージ送信、経路検索、公式サイトへのアクセスなどのインタラクション数がグラフとして表示されます。最大6ヶ月までの期間を指定することが可能で、指定期間における推移を確認できます。

ユーザーがビジネスを見つけた経路:
プラットフォーム(Google検索・Googleマップ)やデバイス(デスクトップ・モバイル)ごとに閲覧ユーザー数が表示されます。1日のうち複数アクセスは除外され1日1回のみカウントされます。この集計方法は、旧インサイトとは異なり、同じユーザーが同じ日に同じ検索行動をとっても重複してカウントされないようになっています。これにより、プラットフォームやデバイスごとにどれだけのユーザーが閲覧しているかをより精確に把握できます。

ビジネス プロフィールの表示につながった検索:
ビジネスプロフィールが検索結果に表示された際、ユーザーが用いた検索キーワードを一覧で閲覧できます。ユーザーがどのようなキーワードを通じてビジネスを発見しているか、詳細に確認する事ができるため、MEO・SEOにおける内部対策に大いに役立ちます。

口コミ対策

MEOにおける口コミ対策とは、自店舗のGoogleビジネスプロフィールへの口コミを集める事と、投稿された口コミに対してしっかりと返信する事です。

口コミを集める事が重要な理由としては、私たち人間が店舗情報を閲覧する際に、口コミが沢山入っていたり、口コミに対して返信されていると良いお店なのでは感じるように、 Googleもビジネスに寄せられる口コミをユーザーにとっての有益な情報として重視しており、ローカル検索における順位決定要素としてみているためです。なお、消費者の95%はオンラインの口コミが購買に影響すると回答するほど、口コミの重要度は高い状況です。 また、海外のマーケティング会社のMEOに関する調査結果では、ローカル検索における上位表示要素として、最も重要な要素がGoogleビジネスプロフィール、次いで、2番目に口コミが位置といった結果になっており、 重要度は非常に高いと考えられています。

そして、口コミというのは待っていても中々入ってくるものではないので、常連のお客様へのお声掛けやレジや席に口コミ投稿のお願いに関する掲示物などを設置するなど、集めるには店舗側の努力がどうしても必要不可欠になります。 注意点として、なりすましや、口コミの強要、口コミ投稿者への特典や割引は、Googleのポリシーに反するため、もしバレた場合はビジネスプロフィールの公開が停止されたり、アカウントを停止されるなどのペナルティを課される可能性があるため、やらないようにしましょう。

口コミへの返信については、良い口コミにも悪い口コミにも返信する事でユーザーとのコミュニケーションを図り信頼関係を構築する事をGoogleは推奨しているため、良い口コミにも悪い口コミにも原則、全て返信するようにしましょう。基本的に投稿された順に行う事、1件1件個別に内容を変えて行う事、返信の中にお店の情報(メニューや最新情報)を自然に入れる事がポイントです。 低評価な星だけの口コミや、ネガティブな口コミも、店舗側の対応次第で、逆にプラスに働く可能性があります。

オーソリティー

一般的には「信頼されている」や「権威がある」といった意味で使われますが、インターネット上では、その業界・ジャンルにおいて、広く認知されていたり、よく参照されているサイト、人気があり信頼されているサイトの事をオーソリティが高いサイトなどと表現します。

サイテーション

ビジネスがどれだけオンライン上の媒体で引用・言及されているかを示します。具体的には、店舗名・住所・電話番号などが、一貫性のある内容にて様々な媒体に登録されているほどインターネット上での言及量が多いとみなされ、サイテーション効果が向上します。また、FacebookやブログなどSNSでの投稿もサイテーションとして評価されるので、様々な媒体で、商品やサービス、ビジネスに関して情報を発信し、ユーザーからも言及されるように取り組む必要があります。

NAP

名前(Name)住所(Address)電話番号(Phone)の略で、MEOにおいては、NAPを始めとしたビジネス情報を「統一した情報で公開」する事で、Googleはオンライン上に散らばっているこれらのビジネス情報を「同一ビジネスの話題」として認識しやすくなり、「知名度」や「関連性」といった点で評価を受けやすくなります。

クッションページ

Googleビジネスプロフィールの口コミ投稿画面へ直接誘導するためのページです。クッションページのQRコードを入れたショップカードなど店内掲示物を活用し、お客様へ口コミをお願いするなど、口コミ集めに効果を発揮します。

パーソナライズド検索

Googleの検索機能のひとつで、ユーザーの利便性を図るために、「そのひとに合った検索結果」をカスタマイズして自動表示する機能の事をいいます。Googleでは、「ユーザーの所在地」「キーワード検索履歴」「サイトやクリックしたリンクの履歴」「ソーシャルのつながり」などからユーザーの属性に合あわせた検索結果をカスタマイズして表示していると考えられています。

SEO対策

Googleをはじめとする検索エンジンから、自社サイトを適切に評価してもらい、サイトへの集客を増やす施策の総称です。正式名称は、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化) キーワード検索後の検索結果ページにて、広告枠ではないエリアの上位に自社サイトが表示されるように取り組むことをいいます。そのキーワードに対して、興味を持っているユーザーを自社サイトへ誘導する基本的なマーケティング手法です。SEOもMEOも対策項目は共通しており、互いに影響しあって順位が決定していると考えられるため、どちらかを強化するのではなく、WEBサイトのSEOとGoogleビジネスプロフィールの適切な運用を中心としたMEO対策を合わせた対策が理想的です。

構造化データ

HTMLで書かれた情報が何を意味するのかを、検索エンジンがより理解できるよう記述する事です。
人間ならばページ内に書かれた「店舗名」や「電話番号」をみて理解できますが、ロボットにはそれがどんな意味なのか理解する事ができません。そこで決められた規則に従って、ページ内の情報(公式サイトであれば、name・address・telephone・urlなど)をロボットにも理解できるよう構造化して記述したものが構造化データです。構造化データを検索エンジンに伝えると、検索エンジンがページコンテンツを理解しやすくなり、検索結果ページにリッチリザルトが表示されるなどの効果があります。

リッチリザルト

通常の検索結果では、タイトルと説明文とURLが表示されますが、これに加え追加で情報が表示されるものをリッチリザルトといいます。リッチリザルトを表示させるためには、Googleが指定した記述方法に基づいた構造化データを記述する事で表示される可能性が高まります。

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